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あにめマブタ

@yokolineのアニメ記事がアップロードされます

「赤いリボン・目玉焼き・渡り廊下」という『まどマギ』レビューを書きました

(追記:2014/4/29付の記事を間違えて消してしまったので、バックアップから再投稿しました。2014/6/1)
洲崎西大好き、ヒグチです。

5/5に開催される文学フリマにて、
魔法少女まどか☆マギカ』に関するレビューを書きました。
タイトルは下記のとおり。

  赤いリボン・目玉焼き・渡り廊下
   ~『魔法少女まどか☆マギカ』の構造解析~

今『まどマギ』について書くなら、普通はこないだBlu-ray Discが発売された
『劇場版新編 叛逆の物語』について書くべきなのかもしれませんが、
今回は少し視点をずらして、基本的にはTVシリーズについて書いています。
しかも、注目するのは第1話Aパートです。

ちょっと内容について書きます。
物語には、作り手が伝えたい「テーマ」があるといいます。
そう言われますが、じゃあテーマを僕ら受け手はどのように知るのか、
ということは特に気にしたりしません。

ただし、テーマというのは僕らがそこから感じた感想が全てなのかというと、
それは、違うんではないか。
テーマにも、きちんとそれを分析するためのやり方はあるんでないのか。
ということを、僕は今回の文章でやりたかったのです。

今回『まどマギ』のストーリーを分析するにあたって、とった方法が次のようです。

<方法1:何気ないシーンが存在する理由を考える>
キャラクターにも人生があります。朝起きて、どんな服を着て、何を食べるか。
一分一秒を全て、ストーリーに組み込むこともできるでしょう。
ただ、そんなことはない。

もし赤いリボンをつけるシーンが「存在する」ということは、
作り手には、そこを特筆すべき理由があったはずです。
もし目玉焼きに関するシーンが
何度も、同じように登場するとしたら、
そのシーンは何か、特別な意味を持っているのではないか。
渡り廊下はどこで登場した?

それは、たとえば実際の脚本のト書きやセリフに注目することで、
特別な関係性をかたちづくる、
物語を構築する材料を見つけることはできないだろうか。

これがひとつ。

<方法2:テーマは反対意見に応えなければならない>
もうひとつは、もしテーマとは「作り手の主張」だとしたら、
物語の中にはその主張に対する「反対意見」が登場するはずだということです。

もし第1話で主人公が掲げた主張がそのまま難なく最後まで通ってしまったとして、
それは本当に強い意見でしょうか。
僕らが鑑賞中に抱く
「あれ、でも○○の場合は、その主張を通すのは難しくなるぞ?」と
いう不埒な考えは、物語内で払拭される必要があります。

主張を強めるのは、反対意見に対しての反論です。
であれば、テーマと思われるものに対する反論、対となって現れるものは、
その作品のテーマである可能性が高いのではないか。

これが2つ目です。

まどマギ第1話 Aパートには、その全てがある>
本作第1話のAパートには、上の方法1および方法2を確認するための、
全ての材料が揃っています。

Aパートに登場するものを、要素の属性ごとに分類し、
関連するものと比較したとき、
まどマギ」にも、テーマと思われるものが浮き上がってくるように思います。

重要なことは、「魔法少女となること」と「変身すること」は
必ずしもイコールではないということです。

ご興味を持っていただけましたでしょうか。

今回の文章も20000字超あります。
わかりやすく親切で、誤解の余地がなるべく少なく、
かつエキサイティングなものになるよう、心がけました。
よろしくお願いします。

今回の文章が載っている冊子が頒布される文学フリマ
当日の詳細は以下の通りです。

<第18回 文学フリマ
開催日 2014年5月5日(月祝)
開催時間 11:00~17:00
会場 東京流通センター 第二展示場
アクセス 東京モノレール流通センター駅」徒歩1分
公式サイト  http://bunfree.net/

ブース Eホール(1F)C-34
載っている冊子 「多重要塞 第2号」


以上です、当日は午前中など、ヒグチも売り子してます、
声かけてくださいー

※取り置きなどもしますね